このひと月、僕は無職の状態でプログラミング学習を進めてきました。
まだまだ作業時間が少なかったりペースが遅かったりするどうしようもない状態であり、その成果はせいぜい基礎学習が少し進んで、ちょっとサイト作って遊んでいた程度です。
学習の動機は、いずれ就職するために頑張ろう的な感じでしたが、その割には全然ダメだと思います。
しかしここで、ふと立ち止まって考えたところ、そもそも目的が何か違うんじゃねぇかと思いました。
今回はそもそもプログラミング学習って何のためだっけ、という事をまとめます。
プログラミング学習の目的
プログラミングをする目的って、ずばり「他者に喜ばれるサービスを作る事」ですよね。
今の世の中にある問題に目を向けて、それをIT技術によって解決に導く、そんなサービスを作る事。
または、こんなゲームがあったら面白いし皆ハマるだろうな、というものを作る事も。
これをやるためにプログラミングが必要だから、目的を達成する手段として学ぶんですよね。
その前提を押さえておくのを、忘れてのんびりただ言語をひたすら学習していた事が俺のエラーな気がします。
プログラマーにとっての就職と起業の違い
以上から、就職のためにプログラミングを学ぶというのは、目的を間違えているでしょう。
とはいえ、じゃあサービスを自分で作って起業するのかと言われれば、それはハードルが高いからやりたくない、と考える人も多そうです。
ではプログラマーになり、就職するか起業するかの違いとは、何なんでしょう。
就職
やはり一番現実的な選択だと思います。
すでにIT技術を活用した仕事でお金を稼いで上手く機能している会社に、自分も仲間に入れてもらう。
世の中の役に立つサービスを作る一員となり、会社に貢献する。
それにより、生活に困らない状態で、実務に使うスキルも学べる。
自分一人で利益が出るまでサービスを作り続けるのが怖くて出来ないとか、そもそも稼げるアイデアなんか分からないとか、そのような大多数の人がとる選択な気がします。
起業
一方で、自分が作ったアプリが世の中の多くの人に利用されて、お客さんの満足度も高い。
そういう状態をつくれるような人は、就職してすでにある仕事をしなくても、自分で仕事を作り出す事が出来るので、起業をするかと思います。
そしてやはりこれは普通の人にとっては難しい、現実的ではない選択肢、と捉えられますが、はたしてそれって事実なのか思い込みなのか。つまり最初からやろうともしていないだけで、本気でやってみたら意外と出来たりするのか。それについては少し疑問であります。
起業する意識で創作する人が就職も上手くいくんじゃね
生意気ですが、自分の考えの中で、これが一番強い気がします。
僕も不安なので色々GoogleやYouTubeで調べながら学習を進めています。
プログラミング学習の手順だとか、既卒未経験から転職できるものなのかとか、どれくらいの期間学習する必要があるのかとか、スクールか独学かとか。
どう進めばいいか分からなくて未来に不安を抱いているからです。
しかし、これをやっているときに、冒頭の通り、目的が違うんじゃねと思ったんです。
もちろん上記の情報を参考にして頑張る事も重要ですが、そこに一生懸命になったら、義務的な意識になってつらくなってしまい、作る事自体を楽しめないだろうなと思ってしまいます。
だからこそ、本来の目的である、こんなサービスがあったら面白いまたは役に立つだろうなというアイデアを考えて、それをプログラミングにより実現していく。
そんな活動を繰り返していけば、就職するにしても上手くいくのではないかと考えました。
まとめ
まあだから結局、やる事自体は、面白いまたは役立つものをプログラミングによって作るだけ。
ただ実際そのアイデアを考える頭と、思い描いたアイデアを実行するスキルを、鍛えるのが難易度高いという事。
しかし起業ではなく就職しようと思っても、上記を意識して自主的にどんどん作っていく必要があり、それを楽しみながらポートフォリオを作っていくべきだと思う。
それが出来れば、やらなければならない辛い事だと思って作っている人よりも、就職において有利になるのではないかと考えるわけです。
就職のために頑張って学習するか、面白いサービス作りのために楽しんで学習するか。
まあ俺みたいにごちゃごちゃ考えるような奴は前者タイプなのかもしれないですけども。
今後はそれを意識して、もっと取り組んでいこうと思うよ。
読んでくれた方、ありがとうございました。
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