文章を書くのは久々だ。なぜだろうか。
書き始めるにはまず心理的な負荷がかかる。
どうしよう、何を書こう。
物語を作って小説を書こうか、調べた事や考えた事を書こうか、今の感情を思いを吐き出そうか。
手を動かす前に色々悩み考える。そしてどうせ書くなら良い文章を書きたいと理想を描く。その結果、書き始める事のハードルが上がる。そして書く事を面倒に思い、いつも通り動画を観て笑うという楽な生活に陥る。情けない。
一方で今はどうだろうか。何も考えない状態で手だけ動かして文章を書いている。立ち止まる事なく筆だけ進んでいく感じだ。そしたら内容はともかくこれだか書き進める事は出来るものだ。
何というか結局どんなものもこんな感じな気がする。やったもの勝ちというか。どれだけ書く前に内容を悩んだり考えたり、構成を組んだり計画を立てたりしたところで、先ほども言ったように、やる前にハードルが上がって疲れて終わりだ。
もちろんじっくり考えて練る事で良い文章を書く準備が整い、そこから書くのも理想的かもしれない。だがこれはその通り理想だ。俺には内容や構成を前もって計画する力や、それに沿った文章を実際に作り上げる力など未だ持っていない。
少し話を飛躍させるが、お金を稼ぐ事もそうだと最近は思っている。お金を稼ぐというのは誰かからお金をいただくという事。自分が何かしてあげる代わりに。つまり他人のためだ。文章を書く事で言うと、例えば他人の商品を魅力的に宣伝する文章を書けば、商売人が喜ぶだろう。とても笑える小説を書けば、読者が喜ぶだろう。俺の例のレパートリーが少ないのは置いといて、お金を稼ぐなら他人が価値を感じる文章を書くのが必須だ。
じゃあ俺はそれがすぐに出来るのか？どんな文章を書けばどんな人に刺さるか分かるか？
そんな風に自分に問うても何も答えられない。当たり前だ。知識も経験も無いから、他人に喜ばれる文章なんか書けない。それを検索したとしても、出てきた誰かの成功例を再現する力も無いのだ。そういう事だ。だからこそ考えていても時間がムダになるのだ。俺はブログでの文章に限らず動画や絵画も多少制作している。だがそのペースはのんびりであまり早くない。理由は単純で、少し作ったらすぐ迷うから。これで良いのか、意味があるのか、などなど。手を止めて考えても解決した試しは無いのに、またやってしまう。
だからこの現状を変えるために、今俺が考えている解決策はそういう事で、つまり動いたもの勝ち。というか動くしかない、という事だと思う。だって今まで悩んで考えても答え出た試し無ぇし。こういう文章を書けば読者が興味持ってくれる、とか全く分かんないし。そして俺の性格上、仮に喜んでもらうやり方を知っても、俺が納得できなきゃやれないというワガママな性格だし。そういう事だ。だから今やってるみたいに、ただ思うままにバカみたいに言葉をひたすら書き殴っていくという方法しかないのだ。そしていつか誰かに読まれて興味持ってもらうしかないのだ。持ってもらってどうするのか、も分からないけど。俺は本当にどうしようもない、気がする。
頭の使い方は動きながら覚えるしかない、というこんな感じのバカムーブでまたしばらく続けていこうと思う。現に今まで真面目に考えながら書いた結果しんどくなって続かなくなってるわけだからよ。だったらもっかいフリダシかもしんないけど、こういう何も考えずガムシャラに出来るクソ文章書きを、とりあえずまた毎日続けていければ良いのかなって思っている。
頭を使って考えるのは難しい。高校大学で教育されてきたのは、全部頭を使わず覚える事ばかりだった。考え方など俺たちは教わってねぇんだ。だから大卒でも頭使えないでこんな文章を感情のままに書き殴るしかねぇって事。それでももうこんぐらいまでは来たけど。久々だから色々書けるのかな分かんないけど。とにかくまた文章書きを続けていけたらと思う。悩んでも仕方ない、動いたもの勝ちだ。
読んでくれてありがとうございました。
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