気持ちや考えを言葉にするのって難しいなぁと感じる。
これは言語化する難易度が高いというそのままの意味だけでなく、相手を不快にさせないように伝える方法や内容や量を良い加減に調整するのが難しいという意味も含む。
まあ後者についてはメンタル面の話かもしれない。俺は気にしてしまう。
独りでいるときは何かを言葉にする必要が無いから、誰かと会って話すときに使う脳なんだと思う。
というわけでここから、気持ちや考えを
・言語化する事の難易度が高いという頭脳の問題
・言語化したものの相手の気持ちや場の空気を考慮して伝え方や内容や量を気にしてしまうという精神の問題
の2つに分けて、その詳細と対処法について論じていく。
頭脳の問題
まず気持ちや考えを言葉にする事がシンプルに難しいという頭脳の問題。
何か嫌だな、何か腹立つな、何かしっくりこないな。
逆にこれは何か良いな、何か面白いな、とか。
そういう曖昧な感情が頭に浮かぶが、当然それだけじゃ伝わらない。
それを相手に伝える場面でスッと具体的に言葉にして発信する、これって難しい。
今こうして脳内の思考を文章化するのもそう。難しい。読んでくれた方に意味が通じるかどうか。
そういった感じで、伝えるとき何か抽象的な感覚を具体的な言葉にしなきゃいけない。
これはもう日頃から色々な人とコミュニケーションをとって喋りを鍛えるのが対処法としては一番だと思う。
もしくは俺が今こうして書いているようなブログとか、あとそれを喋ってYouTubeとか、そういうのを趣味にして毎日やるのもいいかもしれない。俺は全然毎日出来ていないけど。
結果が出るかどうか以前に、毎日続ける事の方がまず大事なのにね。飽きたり諦めたりして辞めても、どうせしばらくしてまたやり始めるんだから、じゃあ結果云々の前に毎日発信する過程を楽しめば良いのにね。
という話を始めるとまた啓発系の方に話が逸れる。
とにかく、気持ちを上手く、そして早く言葉にして伝えるには、日頃からの会話や情報発信などの経験を積んでいく事が必要だと考える。
精神の問題
続いて、気持ちを言葉にしたものの、その伝え方や内容や話す量など気にして喋りづらくなる、精神の問題について。
気持ち等を的確に早く言葉にして伝える頭脳が身についたとする。
しかしそれをじゃあそのまま全部出せるかというと、出来ない。気にしてしまう。
こう考えているけど言ったら嫌な気持ちにさせるかな、これを伝えたいけどどんな言い方をすればスムーズにいくかな。
これは相手には見えない自分の内部の葛藤なので、相手からは黙り込んだ人にしか見えない。
ただ脳内では、どう話すか、色々言いたい中でもどの内容を選ぶか、どれくらいの文量を話すか。
これを考えて話し始める前にグルグル考えている。
多分気にしすぎなのだろう。俺もだけど内向的な人、コミュ障の人によくあるのかな。精神が弱い。
普通の人はどう思われるかとか気にせず、言わずに黙る方が互いに損だと思って、言うのだろう。
だいたい主観的に相手がこう思うだろうなって気にしすぎても、まあ当たらないしな。
はい。だから精神、メンタルの問題。
自分が仮に相手を少し不快にさせても、怒られても、あとネチネチ理屈っぽいと思われても、必要だと思った言葉は伝えて良いのかも。
大体ネチネチ理屈っぽいとウザがられるとしたら、それは理不尽な事やわがままな事とかをつらつら気にもせず喋っている人なのではないか、とも思う。
だから我々のような過剰に気を遣いすぎてむしろ言った方が良いような主張まで押さえ込んで黙る。
だから逆に自己主張の弱い優しすぎる喋りが下手な人、になるのかもしれない。
とか色々言ったが、そういう余計な事をあれこれ想像していないで、思った事を言葉に出来たなら気にせずシンプルに伝えていって良いのではないか、と考える。
まとめ
気持ちや考えを言葉にして伝えるのが難しい、という問題には、頭脳の面と精神の面で二面ある。
対処法としては、頭脳面では、日頃から抽象的な気持ちや考えを具体的な言葉に変換して、会話やSNS等で発信するという習慣をつける事。
また精神面では、これを言ったら相手は不快に思うだろうかとか場の空気が気まずくなるだろうかとか、余計な事を勝手に想像して黙っていないで、そこは気にせずメンタルを強く持ち、シンプルに言葉をどんどん発信していくという事。
そんな感じで、伝えたい事を言葉にして実際にどんどん発信していきましょう。
読んでくれた方、ありがとうございました。
コメント