胡散臭い発信者にはなりたくない

たとえば今すぐに、ブログで稼ごうと思ったとします。

すると、このブログの今までの記事のような、自分の内面を吐き出してるだけの文章では当然ダメです。他の誰かに読まれる事をちゃんと考えて、こいつは面白いとか役に立つとか思ってもらえるようにする必要があるからです。

稼ぐというのは仕事ですから、本気で自分でやろうと思うと甘くないわけですね。どうしたら見つけてもらえるか、興味を持ってもらえるか、信用してもらえるか、商品を買ってもらえるか、などを日々考えて色々試して、進んでいくわけですから。

で、それを実際に手を動かして地道にやっていき実績を作っていく人は真っ当だと思います。一方で、問題なのは、稼ぐ事ばかり考えすぎて人を騙し始めてしまう人です。

たとえば上記のような「ビジネスをするには、常に他者の視点に立ち、他者が喜んでくれる事を第一にサービスを考えるべきだ」とか、「ブログで稼ぐには集客して信用してもらって買ってもらう、この動線をしっかり組むべきだ」みたいな文章は、残念ながら実績が無い人でも書けてしまいます。どこかの実力者が言った言葉を少しアレンジすれば、そして自分の実績を偽れば、出来てしまいます。これが怖いところかもしれません。

実際のところ、発信者の中には、たとえばブログで稼げていない頃から、ブログでの稼ぎ方を勉強してその知識を発信し続ける、そしたら稼げるようになったので実績が出来たと言い始める。こういう人もいるかもしれません。これは良いのか悪いのか判断できませんが、正直怪しいというか胡散臭い気はしてしまうんですよね。

何かの分野ですでに実績があるとか、または本格的に取り組む活動があるという人が、経験者や挑戦者として価値のある話が出来る。そんな人が発信を続けるから面白いと思ってもらえる。結果として稼げる。こういうルートが正しい気がするんですよね。

だから先程の例のような、ブログの実績の無いうちからブログについての知識の発信を続けて、途中でそれで稼げるようになるというのは、ブログの実績があると言って良いのでしょうか。それならブログじゃない他の分野の、例えば英語学習の勉強をしながらその知識をブログで発信し続けるとか。内容をずらせば良い気がします。そして英語のTOEIC何点とかの実績が出来たらさらに英語ブログの信憑性が高まり、その後稼げるようになる。これなら真っ当なのではないか、と思います。

とか散々言っていますが、僕もそうですが、ビジネス初心者とか情報弱者にはそんな細かい事を判断できないと思います。だからこそ実績が無くてもネット上では有ると思わせる事が出来てしまったり、稼げてしまったりする。ネットの情報は玉石混交で嘘を嘘と見破れない人には使うのが難しい、そういう状態なんだろうなと思います。難しいですね。

とにかくまとめると、俺は実績の無い状態で、上辺だけの知識や口だけの理論で稼ぎたいとは思いません。ただ逆に、今のような自分勝手で他人に読まれる事をあまり考えていない文章を趣味で書き続けるのも違うと思っています。後々仕事に繋がるようにはしたい、と。ただ胡散臭くないちゃんとした稼ぎ方をしたい、と。そういうわけです。

まあだからこそ、2月からプログラミング学習を始めて、それで得た知識や出来た作品などを今後書き記していくようなブログにしたいなと思い、動き始めたつもりでございます。そしたら後にプログラミング活動で生まれた実績が、ブログの信憑性を高めてくれて、ブログでの真っ当な稼ぎ方が出来るのではないか、と考えています。頑張ろうと思います。

読んでくれた方、ありがとうございました。

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